ミルフォード・サウンドです。日本人に限らずニュージーランドへ移住してきた人のほとんどは行ったことがあり、その話題には事欠きません。その自然の壮大さについて語るのはもちろんですが、「行ってみてどうだった?」と感想を聞かれるので、そこで自然好きな人とそうでない人で意見が分かれるのもまた面白いところです。 ですので、話題のネタとしても行ってみる価値は十分あります!!
ミルフォードサウンドとは?
ニュージーランドの南島には10万年もの歳月をかけてつくられたフィヨルドが広く存在し、ミルフォードサウンドは世界遺産登録地域テ・ワヒポウナムの一部であるフィヨルドランド国立公園内にありますす。 断崖絶壁の多くの山々に囲まれ、1000m以上の滝が随所で見られます。さらにその滝の奥には幾重にも連なった山々が存在し、大自然に囲まれながらクルーズで遊覧できます。ミルフォードサウンドへの観光ツアー
ミルフォードサウンドへは車でも行けますし、最寄りの観光地であるテ・アナウや大都市のクイーンズタウンなどからツアーもあります。クイーンズタウンの街中には旅行代理店が数多く存在しており、看板にMilford Sound $xx~と書かれているのですぐにわかります。 実際にクルーズを行っているのは の6社(2020年1月時点)です。

ミルフォードサウンドまでの行き方
ミルフォードサウンドへは車でも行けますので、レンタカーを借りて旅行する人はミルフォードサウンドまで直接行くのも良いでしょう。 ただし、時間は超がつくほど余裕を持つ必要があります!走行距離と時間が半端ない
このGoogle Mapsのとおり、クイーンズタウン~ミルフォードサウンドまでは約300kmで時間にしてノンストップで4時間弱かかります。日本でいうと東京~豊橋(愛知県)までとほぼ同じです。高速道路でほぼ一本道なので道に迷う事はありませんが、休憩等を挟まないといけないので結構大変です。途中にも観光スポットがたくさん
ミルフォードサウンドまでの道中はたくさんの自然があふれています。高速道路といっても日本とはわけが違います。たくさんの羊
高速道路わきには放牧地が多数あり、羊を間近で見れます。ニュージーランド=羊と思うかもしれませんが、羊がたくさん見れるのは南島で、北島にはあまりおらずむしろ牛の方が多いです。
湖などの観光スポットがたくさん
ミルフォードサウンド自体が自然の宝庫ですが大自然へ向かう途中にも湖、滝などの観光スポットがあるので、それらを見ていくとあっという間に1時間は過ぎてしまいますので要注意です。 途中にはこのように看板があり、そこが観光スポットになっています。



一方通行のトンネル
ミルフォードサウンドは高地にあるのですが、手前の観光地であるテ・アナウからは徐々に標高が上がっていきます。そしてかなり上がりきったところで、Homer Tunnelという1954年にできた全長約1.2kmのトンネルがあります。トンネル自体は普通の古いトンネルなのですが、このトンネルは一車線しかないため、運が悪いと反対側からくる車を待たなければなりません。さらに運が悪いとバスなどが多数手前に停まっていると、2回分待たなければならないことも? とはいえ、私の場合は行きも帰りも待ったのですが、帰りの時は前述のトゥイを見ることができたので良かったです。船乗り場~駐車場まで徒歩10分
ミルフォードサウンドには駐車場があるのですが、観光バスは船乗り場のすぐ手前の駐車場まで進みますが、一般車はさらに手前にある駐車場に停めなければなりません。そして、この駐車場から船乗り場までは徒歩で10分程度かかるので要注意です。 駐車場にはこのような看板があるのと、たくさん停めているので見落とすことは無いでしょう。ただ、たまにそれを無視して船乗り場まで行ってしまう車もありますが、そうなっても停められずに戻ってくれば良いので特に心配することはありません。

