アギーレが八百長問題でとうとう解任
2/3の午後に日本サッカー協会の大仁邦弥会長は、八百長疑惑の告発状がスペイン・バレンシア裁判所によって受理されたため、日本代表のハビエル・アギーレ監督を解任することを発表した。
2014年10月にスペイン現地紙が2011年のスペインリーグ最終節のレバンテ対サラゴサ戦に八百長疑惑があると報道された。
この問題となった試合前、サラゴサ会長から指揮を執っていたアギーレや所属選手ガビ(現アトレチコ・マドリー)やアンドレ・エレーラ(現マンチェスターU)などの銀行口座へ入金があったとされ、その行方が八百長に使われたのではないかという疑惑が浮上した。
ちなみに、この試合は2-1でアウェイのサラゴサが勝利し、勝ち点45で残留を決めたのだが、降格した18位~20位の3チームのうち18位のデポルティーボ・ラ・コルーニャの勝ち点が43だったため、この試合でサラゴサがレバンテに敗れていたらサラゴサが降格していた。
歴代日本代表監督の実績
過去20年で日本代表の監督はのべ10人になる。(岡田武史の2回を含む)
これまでの日本代表監督の実績と最後をまとめてみた。
解任
ハンス・オフト(オランダ)
就任期間:1992年5月~1993年10月
1994W杯予選で敗退を喫し(ドーハの悲劇)解任された。
パウロ・ロベルト・ファルカン(ブラジル)
就任期間:1994年5月~1994年10月
アジア大会でのノルマ(ベスト4以上もしくは韓国より上の成績)をクリアできずにわずか半年で解任された。
ハビエル・アギーレ(メキシコ)
就任期間:2014年7月~2015年2月
更迭
加茂周
就任期間:1995年1月~1997年10月
1998年のフランスW杯予選の成績不振で1997年10月のカザフスタン戦後、現地で更迭された。
退任(契約満了等)
岡田武史 1回目
就任期間:1997年10月~1998年6月
加茂監督の更迭をうけてヘッドコーチから昇格し、日本代表初のW杯本選出場を果たしたものの、本大会では3戦全敗でグループリーグ敗退。大会終了後に退任。
フィリップ・トルシエ(フランス)
就任期間:1998年10月~2002年6月
1999年ワールドユース選手権で準優勝、2000年アジアカップ優勝、2001年コンフェデレーションカップ準優勝。2002年日韓W杯本大会にて、日本代表初のベスト16進出を果たし、大会終了後に退任。
ジーコ(ブラジル)
就任期間:2002年7月~2006年6月
アジアカップ優勝を果たし、2006年ドイツW杯本大会に進むもグループリーグ最下位で敗退し、大会終了後に退任。
イビチャ・オシム(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
就任期間:2006年8月~2007年11月
2007年11月に自宅で脳梗塞で倒れ、監督を続けられる状況ではなくなったため退任。
岡田武史 2回目
就任期間:2008年1月~2010年6月
2010年南アフリカW杯の本大会でグループリーグを2勝1敗の勝ち点6とし、国外開催大会で初めて決勝トーナメントに進出。大会終了後に退任。
アルベルト・ザッケローニ(イタリア)
2010年10月~2014年6月
2014年ブラジルW杯本大会に進出するも、グループリーグで勝ち点1しかあげられず敗退。大会終了後に退任。
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