水垣偉弥がUFC5連勝!日本開催でタイトルマッチの可能性はあるのか?【UFC173】

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水垣偉弥vsフランシスコ・リベラ水垣偉弥vsフランシスコ・リベラ

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水垣偉弥がフランシスコ・リベラに完勝

先日行われたUFC173では、日本人でもっとタイトルマッチに近い選手、バンタム級6位の水垣偉弥が10位のフランシスコ・リベラと対戦した。 試合後のインタビューで水垣は「相手の強いパンチに不安があった」との事だったが、パンチ力があるリベラ相手に果敢に打ち合い、1Rでは右パンチでダウンを奪い主導権を握る。その後、一時は首を極められそうになったシーンもあったが、パンチやパウンドで試合を有利に進めた。 TKO勝利はなりませんでしたが、判定30-27が2人、29-28の3-0で文句なしの完勝。

次はいよいよタイトルマッチ?

これで水垣は5連勝だが、5連勝と言うのはとても重要な意味を持っている。 というのも、今ところこの階級で5連勝以上しているのは王者ヘナン・バラオンが7連勝、3位のラファエル・アスンソンが6連勝の2人だけ。 しかも、同じ日に行われたタイトルマッチで、TJディラショーが番狂わせでヘナン・バラオンに勝利して新王者となったため、現時点で水垣よりも連勝記録を伸ばしているのはアスンソンだけになる。 こうなると6位の水垣のタイトル挑戦がとても気になるところだ。狙い目は9月の日本開催での王座挑戦は現実的なのか?検証してみます。

開催時期とスケジュールはベストタイミング

水垣が日本開催でタイトルマッチができるポジティブな要素は3つある。 1つ目は開催時期。日本開催は9月上旬で、今回のタイトルマッチで勝利したTJ・ディラショーの試合間隔が4か月となるのでタイミングとしてはベストだ。 2つ目のポジティブな要素は戦績。水垣のUFC戦績は7勝2敗で現在5連勝中。しかも、この連勝にはエリック・ペレスやフランシスコ・リベラといったランカーも倒しているので、実績としては十分だろう。 ○ ルーベン・デュラン 5分3R終了 判定2-1 2011年3月3日 × ブライアン・ボウルズ 5分3R終了 判定0-3 2011年7月2日 ○ コール・エスコベド 2R 4:30 TKO(パウンド) 2011年9月24日 × クリス・カリアソ 5分3R終了 判定0-3 2012年2月26日 ○ ジェフ・ホウグランド 5分3R終了 判定3-0 2012年11月10日 ○ ブライアン・キャラウェイ 5分3R終了 判定2-1 2013年3月3日 ○ エリック・ペレス 5分3R終了 判定2-1 2013年8月28日 ○ ナム・ファン 5分3R終了 判定3-0 2013年12月6日 ○ フランシスコ・リベラ 5分3R終了 判定3-0 2014年5月24日 3つ目は日本開催での注目の試合がない事だ。前回の日本開催のメインマッチは日本でおなじみのヴァンダレイ・シウバの激しい打撃戦だった。ファンの興味をひきつけるマッチメイクで有名なダナ・ホワイト代表のことだから、今回も日本にゆかりのある選手を起用するのは間違いない。ところが、日本人だけでなく外国人でも今のところタイトルマッチができそうなファイターは見当らない。 そうなると水垣のタイトルマッチを目玉にするのは自然の流れでは?

目の上の瘤、ラファエル・アスンソン

しかし、問題がないわけではない。難題はラファエル・アスンソンだ。現在ランキング3位のアスンソンは水垣よりも1つ多い6連勝中である。 現在のバンタム級のランキングは以下のようになっている。 王者 TJディラショー 1位 ヘナン・バラオン 2位 ユライア・フェイバー 3位 ラファエル・アスンソン ここで重要なのが関係性だ。今回、王座に就いたディラショーはフェイバーと同門で、前回のタイトルマッチでフェイバーはバラオンに敗れた際に、「次はディラショーが挑戦する」という流れになった経緯がある。また、同門では勝負しないという風潮がUFCではあるので、ディラショー対フェイバー戦は無いだろう。 となると、バラオンのリマッチが考えられるが、今回はバラオンが完敗したため復帰までに多少時間が必要だ。 そうなると、3位のアスンソンにチャンスは巡ってくるのが順当なところ。しかも、アスンソンは過去にTJ・ディラショーに勝利している。ただし、判定が割れているので本当に強いのはどっち?的な面白い要素も含まれる。このようなことからアスンソンがタイトル挑戦するのが有力だろう。 ただし、アスンソンのタイトルマッチにも不安要素はある。それは、試合間隔だ。過去の試合スケジュールからすれば、次回は6月頃に行われると予想される。そして、その次にとなると10月頃になるので、今度はTJ・ディラショーの試合間隔がかなり空いてしまい、タイミングが合わない。 WOWOWの放送でゲストで出演していた川尻達也が「『試合後に俺が次に挑戦する!』って言って欲しかったですね」と言っていたが、確かにそれくらいのことをしていれば周囲にインパクトを与える事ができて、アスンソンよりも先に来たのかもしれません。]]>

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