優れる中盤のコロンビア
日本のグループリーグ3戦目の相手のコロンビアは、FIFAランキング8位とグループ内で最高位です。エースストライカーのFWファルカオは欠場することになったので「日本が勝てるのでは?」と思っている人は多いのではないでしょうか?
しかし、W杯はそんなに甘くありません。
長友のチームメイトのMFグアリン、今オフの移籍市場で注目されているフィオレンティーナのクアドラードに加え、チームのエースでファルカオと同じフランスのモナコに所属するハメス・ロドリゲスなど、中盤には攻撃面で優れる選手が揃っています。
ファルカオに変わるエース・バッカ
ファルカオの欠場で攻撃力が激減すると思われるかもしれませんが、コロンビアにはもう1人得点力のあるFWがいます。それがセビージャ所属のカルロス・バッカです。
今シーズンからセビージャに加入したバッカはベルギーリーグのクラブ・ブルッヘ時代にリーグ得点王にも輝き、多くのクラブでの争奪戦の末セビージャ入りしています。
ところが、今シーズンのセビージャはメンバーが大幅に入れ替わったために序盤はなかなかスタイルが作れず降格圏の19位(全20チーム)まで落ちました。
しかし、スタメンに固定されると持ち前のスピードと力強い突破力でゴールを量産。リーガで14ゴール、優勝したELでは6ゴールの計20ゴール、12アシストを記録しています。
なかでもリーガ第30節のホームでのレアル・マドリード戦では2得点をあげて強豪撃破の立役者となっています。
2014/6/6に行われたヨルダンとの親善試合でもスタメン出場し、先制点のPKのきっかけとなるプレーでスルーパスを出すなど攻撃に絡んでいました。
「ファルカオがいないからコロンビアの攻撃は大丈夫でしょ?」と思っているあなたは、バッカに要注意です。]]>