バルセロナ 4-0 グラナダ 20分 1-0 イニエスタ(PK) 40分 2-0 セスク(PK) 71分 3-0 サンチェス 90分 4-0 ペドロ
けが人続出でFWはカンテラをベンチ入りさせたバルセロナだったが、主力選手の活躍でグラナダに格の違いを見せつけた。 両サイドを捨てて中央をとにかく守るというのはバルセロナ対策の有効な手段の1つだが、押し込まれてしまうと、今日みたいにPKを与えてしまうので要注意。 PKが無く終盤まで同点でもちこめれば、この日のバルサはFWの替えがいなかっただけに、面白い展開になっていたかもしれない。
【勝負の分かれ目】バイタルエリアの活用
序盤から高いボールポゼッションで試合を支配していたバルセロナだが、グラナダがDF4枚と3人のMFでゴール前を堅く守っていたために、シュートまでなかなか持ち込めない。 それでも、サイドから中央につないでバイタルエリアで勝負を仕掛ける事でグラナダのDFラインを下げ、20分はセスクが、40分にはイニエスタがそれぞれPA内で倒されてPKを得る。 グラナダは前線の3人、エルアラビ、ブラヒミ、ピティ以外の7人で守り、バルセロナに決定的な場面をほとんど与えなかったが、攻撃時はカウンターを恐れて中盤が前線のサポートに走らないため、攻撃は単発に終わり、2点を取り返す手段は無かった。