プロレースの裏側がわかる奥深いほぼノンフィクション
「シークレット・レース―ツール・ド・フランスの知られざる内幕 」は、元プロ選手のタイラー・ハミルトンが自身のプロ選手の生活やレースの過酷さ、選手との関係や軋轢、ドーピングの経験など、観客が知る事のできない裏側を細かく描いています。
この本を最初に薦めるのは、この本以上にドーピングや選手について奥深く描かれた本が無いからです。後で紹介する土井雪広選手の「敗北のない競技:僕の見たサイクルロードレース」も彼の心情が素直に書かれているのですが、この本を読んでおくことで土井選手の想いがより深く理解できるでしょう。
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選手本人が語る気持ち、世界と日本、観客やメディアと選手のギャップがわかる
「
敗北のない競技:僕の見たサイクルロードレース」は数少ない現役選手の著書。著者の土井雪広選手が世界と渡り合えず苦労した経験やアシストの重要性、ドーピングへの認識などをせきららに描いています。
私もこの本を読んでアシストの大切さやアシスト選手の心情を理解できるようになり、またドーピングについても考え方がちょっと変わりました。
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ミステリー要素がちょっと含まれたロードレース物語
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サクリファイス (新潮文庫)」は、
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サクリファイス」は、日本人ロードレーサーを主人公にしたサスペンス的な小説です。他のレーサー、元彼女などとの関係で主人公の気持ちが揺れ動いたり、レーサーの死の原因を考えたりなど、細かく描写されています。
舞台がロードレースでなくても良いのでは?とも思えますが、逆にロードレースに関して深く突っ込んでるわけでもなく、でもロードレースを知らない人でもわかるようにさりげなく説明が書かれているので、読みやすいです。
続編の「
エデン」もなかなかです。
ただ、どちらもストーリー展開が急すぎるので、サスペンス好きな人には物足りないかもしれません。
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もちろん、「
弱虫ペダル」は外せませんので、読んだことが無い人は絶対に読みましょう!!
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