竹谷賢二さんが指導するペダリング実践講座STEP1を受講してきました。
自転車業界では有名な竹谷賢二さんとは?
講師の竹谷賢二さんはMTB全日本選手権で4回優勝しMTBアテネ五輪の日本代表にもなったMTB界の名選手。現在はスペシャライズドやポラールの契約アドバイザーで、スポーツバイク・アドバイザーとしてトレーニングやロードバイクのポジショニングなどのアドバイスを行っています。
スペシャライズドのフィッティングサービス「
Body Geometry FIT」の竹谷さん担当は料金が通常よりも高いにもかかわらず人気殺到で、キャンセル待ちじゃないと予約が取れないほどです。
これだけ人気がある人なのでペダリング実践講座も毎回満席だそうで、受けられるのはそうそうないチャンスです。
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ペダリング実践講座は3ステップ
ペダリング実践講座はペダリングの動作のうち、上げると下げるをSTEP1とSTEP2の2回に分けてレクチャーします。今回受講したSTEP1では「上げる」に重点を絞って解説します。STEP3ではSTEP1と2で学んだことをシチュエーションに合わせて行う応用編だそうです。
講座は8名の参加者を4名ずつに分けて、最初の4名が実践する間は残りの4名は聴講し、ひととおりレクチャーが終わったら交代するといった流れです。そのため、後半の方が最初に内容を把握できるので実践しやすいのですが、前半は説明しながら実践するので若干時間は長いです。
後半の方が実践する時間は若干短いですが、トレーニング内容を事前に頭の中で咀嚼する時間があるので、個人的には後半の方がおすすめです。引き足は脚の付け根で引き上げる
STEP1では軽いギアで脚の付け根や腰の筋肉を使って膝を引き上げる(膝から下は力がかからない)事を意識させるのが目的でした。
まずは片足のビンディングを外してエアペダリング。これが思うように動かせない…。今度は外したままで膝の上げ下げの位置を確認してからのエアペダリング。すると若干ですが、さっきよりは動かせている感じ。
これを意識して固定ローラーの負荷をなくして普通にペダリングをすると、脚の回転がカクカクする~。この状態はペダリングをペダルに任せているのが原因だそうで、そうならないように引き上げのタイミングを自分で行うのが重要とのこと。
さらに、シューズを脱いで素足でペダリングをすることで、足裏にペダルが当たっている時間帯を確認。時計で言うところの6時から12時にかけては足裏がペダルに当たらないように自分で引き上げて、12時(上死点)ではこぶし1個分ペダルよりも高く上げておく。そして、そこからペダルに足を乗せてペダリング。この時反対の足は6時(下死点)に来ているので、足をペダルから外して引き上げる。足をペダルから外すのと乗せるのを交互に行うイメージで行います。ペダルに接している時間をできるだけ短くするのがポイントです。
足を乗せればその時はペダルに力がかかるので反対の足のペダルは自然に戻ります。ここで足を乗せっぱなしにしていると反対の力がかかってしまうので、自分の力で引き上げよう!というのが狙いのようです。
速く回すことで引き上げるタイミングを早くしないと遅れてしまうので、注意しましょう。
ケイデンスが低い時にしっかりペダリングができないとケイデンスを上げてもできないので、ペダリングを意識する時はケイデンスをゆっくりで構わないけれども、練習する時は通常のケイデンスよりも高くして行うのが良いらしいです。
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意識と疲れが違う
軽いギアでのトレーニングでしたが、結構汗をかきそこそこ疲れました。それ以上に感じたのが筋肉、特に太もも。帰宅してゆっくりしていたら太ももがつりました(涙)
いっぽう、脚の付け根や腰回りは疲れていないので、筋肉の使い方が間違っていたのでしょう。
これの改善が今後の課題です。]]>
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