シマノ(SHIMANO) SH-R088を買いました。
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このシューズ自体が悪いわけではなく、長時間履いても痛くないし不満もありません。コストパフォーマンスは良いので初めての人にはおすすめできるシューズです。
靴を感じさせないS-Works
じゃぁ、「
シマノのSH-R088で良いのでは?」と思うでしょう。私もそのつもりでしたが、先日、知人がパーツを購入するのにショップに付き合った際に時間があったのでSPECIALIZED S-Worksシューズを履いたのですが、
「えっ!?」と衝撃が走りました。
足を包み込むようなフィット感
まずは履いた時に足全体に接触するようなフィット感にビックリしました。SH-R088では足の甲の先(指の付け根の下あたり)に隙間ができてしまいます。SH-R088を履いた時はそれに違和感を感じなかったのですが、S-Worksを履いたらこの部分までしっかりフィットするので、靴を履いている感じがしません。
靴の形もやや細目ですが、それでも痛くならないのは皮の軟らかさと甲と真ん中部分についているBOAダイヤル。特にBOAダイヤルは足の内側よりも外側の方が後ろになっています。これによってフィット感を向上させています。
また、足の裏も土踏まずなどを包み込むような形になってます。さらにインソールにもこだわりがあって、土踏まずの形に応じて3段階(赤、青、緑)と異なるインソールを展開。
とにかく軽い
S-Worksのもうひとつの魅力が軽さです。クリート付で片足のみの重さがSH-R088と比べて両足で100gも軽いです。
シューズ名 | 片足の重さ |
SH-R088 | 296g |
S-Works | 244g |
わずか100gかもしれませんがホイールで100g違うだけで大きく比較されるので、シューズも同じです。
スピードにも差が!!実際の効果
ここまでは他のサイトでもインプレとして書かれています。もっと詳しく書いてあるサイトもあるでしょう。
じゃぁ、軽いしフィット感が良いと何が良いのでしょうか? 細かい事はいろいろあると思いますが、大きくは「快適に乗りたい」のと「速く走りたい」の2つではないでしょうか?そこで、シューズによってどれくらい速さに影響があるかを検証してみました。
※あくまでも私の場合なので参考程度に思ってください。 今回はパワーメーターなどを持っていないので、3本ローラー台で心拍数をある程度一定にした状態(130~140回/分)で10分間走をしました。
ロードバイクはCAAD10でギアはフロントはFSAの52(アウター)、リアはアルテグラの11-28Tの17T(内側から6枚目)と23T(内側から3枚目)の2種類で行いました。
リアのギア | 17(内側から6枚目) | 23(内側から3枚目) |
S-works | 26.9km/h | 26.8km/h |
SH-R088 | 26.7km/h | 26.5km/h |
差 | +0.2km/h | +0.3km/h |
時速で200m~300m、1kmあたり2秒程度の差なので誤差の範囲かもしれませんが、
新城幸也選手からS-WORKS ROAD シューズのインプレを頂きました!にもあるようにプロ選手も使っているシューズなので、10kmで20秒、100kmともなれば3分以上変わるので大きな違いです。
ちなみに、ツール・ド・フランス2015の第1ステージが14kmの個人タイムトライアルでしたが、1位のローハン・デニス(BMCレーシング)と5位のヨス・ファンエムデン(ロットNL・ユンボ)の差は15秒でした。
つまり、理論上ではシューズが違えば1位になれたかも?!(とは言い過ぎですね)
ツール・ド・フランスでは駆け引きとかあるとはいえ、3500kmもの長距離を競い合いますが、1位と2位の差は数分です。
そう考えると私が3500kmを完走したらシューズで2時間近くの違いが出る計算になります。そう考えると、シューズもきちんと選ぶのが良いですよね。
今回は短時間の検証でしたが、先日200km走った時も疲れや違和感が最後までまったく無かったので、今度は長い時間で検証してみようと思います。
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