レーシングゼロカーボンクリンチャーは贅沢なオールラウンダー

インプレ
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各メーカーが発売してきたカーボンクリンチャーとは

これまでカーボンホイールと言えばチューブラーが当たり前でしたが、2015~2016年にかけてカーボンクリンチャーの年といっていいくらい各社からカーボンクリンチャーホイールが発売されています。 カンパニョーロ:ボーラ ウルトラ カーボンクリンチャー35、50 フルクラム:レーシング ゼロ カーボンクリンチャー マビック:Ksyrium Pro Carbon SL C をはじめ、Pro LiteやCOSINEといったメーカーも出しています。 あれだけアルミホイールをかたくなに守ってきた(?)マビックがようやく出したので、カーボンクリンチャーホイールの戦国時代に突入!といったところでしょうか。 では、なぜカーボンクリンチャーホイールなのでしょうか? カーボンホイールを選ぶ理由は、ずばり軽さです。 しかし、クリンチャーはチューブラーと比べると形状の都合上どうしても重くなってしまいます。とはいえ、チューブラーはパンクした時の修理がとても面倒ですので、外出先での付け替えは普通の人は無理でしょう。(私も1度経験しましたが諦めて自宅から迎えに来てもらいました) という事で、「レース用ではないが軽さを求めたい!」という方におすすめなのがカーボンクリンチャーホイールです。

購入の経緯、悩んだホイール

スーパーで納豆1つ買うのにも10分近く悩んでしまうほど優柔不断な私なので、超高価なカーボンクリンチャーホイールを購入するともなると、数か月間毎日スマホとPCでさまざまなサイトで情報を漁りました。フレームだと試乗会で試せるのですが、ホイールはそういう機会がないので情報だけが命です。 以前、BORA ONE50を使っていたのもあって、今回の条件は、 1.オールラウンド的なもの(ディープリムはいらない) 2.軽いにこしたことはないが軽すぎると巡行性能が落ちるので要注意 3.よく回るハブ の3つでした。 その中で候補に挙がったのが、 ボーラ ウルトラ カーボンクリンチャー35(カンパニョーロ) レーシング ゼロ カーボンクリンチャー(フルクラム) キシリウム プロ カーボン SL(マビック) と、アルミホイールのキシリウム プロ エグザリット SL(マビック) の4つでした。 それぞれリムハイトが若干違いがありますが、いずれもローハイト~ミドルハイトと呼ばれるもので、重量はそれぞれ以下のとおり。 ボーラ ウルトラ:1435g レーシングゼロ:1358g キシリウム プロ カーボン SL:1390g 回りやすいハブといえばカンパかな?と思ったのですが、ボーラウルトラは少々重かったので、それならばリムハイトも30㎜とそこそこあるレーシングゼロに決めました。

インプレ、BORA OneやZONDAとの比較

「柔らかい」 レーシングゼロカーボンクリンチャーに最初に乗った時の印象です。軽さで言えば以前乗っていたBORA ONE 50チューブラーの方が軽く、持った時の印象もBORA ONE 50の方が軽かったです。漕ぎ出しの反応BORA ONEの方が速くて、最高速度も高速維持もBORA ONE 50の方が良かったです。下り坂での最高速度は7Km/hくらいBORA ONE 50の方が速いです。 ただ、乗り心地は格段にレーシングゼロの方が上で、上品な柔らかさを感じました。もちろん上りはレーシングゼロの方が速く、BORA ONE 50では回した分だけ上り回さなければ止まり、力を入れても逃げる感じがありますが、レーシングゼロは回した勢いが残るようで、力をかければその分反応してくれます。 また、価格は全く違いますが、誰もが通る道のZONDAと比較するとすべてにおいてレーシングゼロの方が上ですが、乗り心地と進みやすさは値段だけの違いを感じました。 心配されるブレーキですが、斜度15%くらいの下りを走ったり、10分以上の長い下りを走ったりしましたが、今のところ特に問題はありません。ただブレーキをできるだけかけっぱなしにせずに刻みながら走るようにしています。

オールラウンドに走る人には最適なホイール

レーシングゼロカーボンクリンチャーはさまざまなサイトでインプレされているようにオールラウンドなホイールです。ほかに勝る長所が無いところが長所です。 プロレーサーたちは登りコースでもディープリムだったりしますが、私のような平凡なライダーにはぴったりで大満足です。ロングライドやアップダウンが激しいコースを走る人には最適だと思います。 Fulcrum Racing Zero Carbon Clincher 700c (Evans Cycle)]]>

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