自転車事故で人身事故にしなかったら厄介な事になりました

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自転車事故自転車事故先日、といってももう3か月も前になりますが、ヤビツ峠から帰宅中に国道246号線で自動車にぶつけられました。そう、事故にあいました。 幸い大した怪我もなく、加害者も任意保険に加入していたのですんなり終わるかなぁと思っていたのですが、大きな落とし穴がいくつもあって、保険金が支払われるまで3か月かかりました。 解決するまでも長かったので疲れましたが、それ以上に「ふざけるなぁ~!!」と叫びたくなることが何度もあったので、自転車乗りなみなさんには同じ目に遭わないようにと思い、事故にあったらやっておくべき6つのポイントを紹介します。

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警察への連絡と救急車を呼ぶ

事故にあったら、絶対に警察を呼びましょう! 「示談で済ませませんか?」と言ってくる加害者もいますが、これを受け入れてしまうと怪我の後遺症の治療費が払われないだけでなく、「後で振り込むので口座を教えてください」と言いながらも示談金すら払わないケースもあるので、警察に連絡して事故があったことは記録しましょう。 また、怪我の程度に関係なく救急車も絶対に呼ぶべきです。事故があった今、人損事故にしないと面倒になるからです。(詳細は次で説明します)

人身事故扱いにすべき

事故には「人身事故」物損事故の2種類に分けられます。
・人身事故・・・死傷者が出た場合 ・物損事故・・・怪我人が出ず、自動車や建物などの損壊で済む場合
怪我の有無によって分けられるのですが、人身事故だと事故現場の検証があったりするので面倒です。私も、軽傷だったのもあって物損事故扱いにしたのですが、今思うと人身事故にすべきだったと後悔しています。

人身事故にすべき理由

人身事故の場合は自賠責保険から120万円まで受け取れるのに対し、物損事故の場合は自賠責保険に賠償請求ができないのはよく言われていますが、物損事故では加害者は刑事処分も行政処分も受けません。そのため、物損事故扱いになれば示談金等を被害者に支払わなくても済んでしまう可能性があります。(※実際は裁判をおこして差し押さえなどになるのですが) そのため、人身事故扱いにすることで加害者に罪の意識を持たせることが重要なのです。 私の場合、加害者の保険会社が調査会社に依頼して過失割合が1:9になり私はこれで了承したのですが、加害者が「保険料が上がるから支払いたくない」と居留守や着信拒否をして、最後は内容証明を出すまでに長引いてしまいました。

事故がおきた時点で人身事故にすべき理由

また、事故がおきたときは物損事故にして、あとから人身事故に切り替えることも可能です。しかし、物損→人身事故への切り替えはしないで、最初から人身事故にすべきです。 なぜなら、物損事故から人身事故に切り替えるには、被害者と加害者と警察官が事故現場に揃って現場検証が必要で、この設定を被害者がしなければならないからです。 しかも、警察が対応するのは平日の昼間のみ。加害者もただでさえ人身事故にされたくないうえにこんな忙しい時間に呼び出されるなら、「仕事があるから行けません」なんて断られてしまうでしょう。 つまり、後から物損事故から人身事故に切り替えるのは事実上不可能と思った方が良いでしょう。

相手の連絡先、勤務先、免許証、保険会社を記録

事故にあって警察を呼んだ後に相手の連絡先などをメモしましょう。特に、
  • 氏名(漢字・カナ)
  • 住所
  • 連絡先
  • 免許証番号
  • 勤務先
  • 加入している保険会社
は絶対にメモしておきましょう。これらを提示してもらって写メを撮っておくのがおすすめです。 勤務先まで知る必要があるのは、最後裁判にまでなった際に給料の差し押さえになる可能性があります。この時に加害者が社会人であることをきちんと把握しておき、その会社にも連絡するためです。 そのほかの情報はあなたが加入している保険会社からも聞かれる事なので確実にメモしておきましょう。

目撃者、証人者の確保

自転車対自動車の事故の場合は自転車の方が責任割合が低いのですが、自転車同士や歩行者などとの場合は責任割合が大きく変わってきます。そのため、あなたに非が無い事をきちんと証明する必要があるので、目撃者を確保しておき、氏名、連絡先を聞くとともに、見た内容を録音しておきましょう。 私の場合、加害者(自動車)がウインカーを出していなかったはずなのですが、加害者は「ウインカーを出していた。自転車(私)の方がスピードの出しすぎでは?」と調査会社に言い返してきたようです。 というように言い合いになり話が発展しないので、ウインカーや信号機、事故の場所(車線や歩道の箇所)などは目撃者から証言をとっておくべきです。仮にあなたに不利な状況であっても、相手はさらにあることないことを言ってくる可能性があるので注意しましょう。

相手の事故損傷個所を記録

目撃者の証言が取れたら、相手の事故の損傷個所をきちんとメモして写メを撮っておきましょう。走っている以上、責任割合が0:10になることはないので、あなたにも支払う必要があります。 自動車だと修理費などで不当請求する可能性があるので、きちんと箇所と程度の把握しておきましょう。また、相手側がムチウチなど後から怪我が発生する可能性もありますので、その時点での負傷箇所も確認しておくべきです。

保険会社への連絡

これまでの事が終わったら救急車で病院へ行くのですが、現場を離れる前に保険会社に連絡をしておきましょう。前述の事を確認しておけば漏れは無いと思いますが、万が一漏れがあった際に、加害者や警察官と別れてしまうと聞くのが面倒になるので、現場ですべて済ませましょう。 ]]>

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