マッサンのハイランドケルトは??人気のスコッチウイスキー、ハイランドパーク

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マッサンで話題になったハイランドケルトはハイランドパーク??

NHKの朝ドラ「マッサン」で主人公のマッサンがご機嫌で歌う「ハイランドケルト」の歌が印象的ですね。マッサンが理想とする「ハイランドケルト」というウイスキーは実は存在しません。 ですが、ハイランドケルトの由来と思われるスコッチ・ウイスキーが「ハイランドパーク」です。 注:ウィスキー評論家土屋守氏によると、「この頃はブレンデッドウィスキーが飲まれていた時代なので、ハイランドケルトもシングルモルトではないのでは?」ということです。ただ、ドラマに登場するハイランドケルトのボトルには「SINGLE MALT」の文字がありますので、この辺は曖昧なようです。

スコットランド最北端で作られるスコッチ、ハイランドパーク

ハイランドパークが作られているハイランドパーク蒸留所は、スコットランド最北端のオークニー諸島の中心に位置する北緯58度59分のメインランド島にあり、世界最北の蒸留所です。 創業は1798年で200年以上の古い歴史があり、オークニー諸島の遺産の一部となっており、1999年にはユネスコの世界遺産に登録されています。

ハイランドパークは独自の製法で個性を出す

ハイランドパークの原料となる仕込み水は蒸留所の下の地下からくみ上げられ、麦芽をコンクリートの床に広げて発芽を促す工程も一部行われてます。その際に使用するピートですが、樹木の育たないオークニーではスコットランドのほかの地域とは異なったピートが採れる事もあり、ハイランドパークでは比較的浅いところから切り出した若いピートヘッドで、ヘザーの根っこが多い。さらにピートも混ぜて枝も一緒に炊き込む。これがヘザー風味の強いハイランド・パークの独特の個性を出しています。

ハイランドパークはまずは12年から

ウイスキー作りでは樽によって味や香りが大きく変わると言われます。ハイランドパークはスパニッシュオークとアメリカンオークを使っていますが年代によって使われる樽が異なり、一番有名なハイランドパーク12年は両方を、18年はヨーロッパのオークを主に使っています。 樽には紹興酒に似た香りのシェリーを使って香りづけしており、香り、色、味は熟成によるものだけでなく樽による違いというのも楽しみ方のひとつです。 12年ものは3000円くらいから購入できるというのもありますが、シェリーは結構香りが独特なので、まずは樽で両方のオークを使っている12年から始めるのが無難です。 [amazonjs asin=”B001HUA3FY” locale=”JP” title=”ハイランドパーク 12年 700ml”]

ハイランドパークの飲み方

ハイランドパークは「全モルトウイスキーの中でもっともオールラウンダーで秀逸な食後酒」と称される事からもどの飲み方でも楽しめます。 ただ、ラフロイグボウモアと比べて飲みやすいので、特徴を味わいたいのであればやはりロックかストレートをおすすめします。 ただ、スコッチウイスキー初心者の方はハイボールなどで感触を確かめてから、ロックなどが良いです。 ちなみに、ブレンデッドスコッチのフェイマスグラウスの原酒モルトとしても有名ですので、フェイマスグラウスを飲んでみるのもおすすめです。 [amazonjs asin=”B001GLID8S” locale=”JP” title=”ハイランドパーク 12年  40度700ml”] [amazonjs asin=”B0055QJF3W” locale=”JP” title=”フェイマスグラウス 40度 700ml 並行輸入品”]]]>

コメント

  1. Anonymous says:

    マッサンでウイスキーに関するアドバイザーを務めた土屋氏はハイランドケルト=ブレンデッドウイスキーとしていたそうなので、ハイランドパークは無関係だと思われます。

  2. pep 管理人 says:

    >匿名さん
    ご指摘ありがとうございます。
    ただ、ハイランドケルトのラベルには「SINGLE MALT」とありますので、この辺は曖昧なのかもしれませんね。

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