相手をうまく使ってカギを開けたバルセロナ【第14節】バルセロナvsグラナダ

リーガエスパニョーラ

バルセロナ 4-0 グラナダ

20分 1-0 イニエスタ(PK)
40分 2-0 セスク(PK)
71分 3-0 サンチェス
90分 4-0 ペドロ

けが人続出でFWはカンテラをベンチ入りさせたバルセロナだったが、主力選手の活躍でグラナダに格の違いを見せつけた。

両サイドを捨てて中央をとにかく守るというのはバルセロナ対策の有効な手段の1つだが、押し込まれてしまうと、今日みたいにPKを与えてしまうので要注意。

PKが無く終盤まで同点でもちこめれば、この日のバルサはFWの替えがいなかっただけに、面白い展開になっていたかもしれない。

【勝負の分かれ目】バイタルエリアの活用

序盤から高いボールポゼッションで試合を支配していたバルセロナだが、グラナダがDF4枚と3人のMFでゴール前を堅く守っていたために、シュートまでなかなか持ち込めない。
それでも、サイドから中央につないでバイタルエリアで勝負を仕掛ける事でグラナダのDFラインを下げ、20分はセスクが、40分にはイニエスタがそれぞれPA内で倒されてPKを得る。

グラナダは前線の3人、エルアラビ、ブラヒミ、ピティ以外の7人で守り、バルセロナに決定的な場面をほとんど与えなかったが、攻撃時はカウンターを恐れて中盤が前線のサポートに走らないため、攻撃は単発に終わり、2点を取り返す手段は無かった。



【バルセロナの課題】サイドからの崩しとフィニッシュ

引いて守るグラナダに対して高いボールポゼッションのバルセロナだが、サイドからの崩しが少ないため、グラナダ守備陣を引き出して崩す事ができなかった。

この日はネイマールが偽9番のポジションに入ったが、途中から中盤に下がってボールをもらい敵が多い中でドリブル突破をしかけるなど、効果的でないプレーも見られた。

もっと高い位置でサイドから崩して相手CBをおびき出したタイミングで中央に飛び出すセスクやイニエスタへパスを出すなどのパターンを増さなければならないだろう。

【グラナダの課題】カウンター時の中盤のサポート

中盤の底のイトゥーラが退場になったものの、フランリコ、レシオの3ボランチとDFラインは激しい守備でバルセロナを自由にさせなかった点は評価できる。

また、前線は得点力のあるエルアラビ、テクニシャンのブラヒミ、ピティと期待できる選手がいるものの、互いがフォローしあうわけではないので、中盤がフォローに入り、前線の3人が仕事をできるように攻撃を組み立てる事が必要だろう。



サッカー好きほど知らない戦術の常識

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