いまさらですが、私が徳島J1昇格を嬉しく思う2つの理由

胴上げ サッカー
スポンサーリンク

胴上げ西川さんお別れ会の胴上げ / nishioka

スポンサーリンク

徳島ヴォルティスJ1昇格

先週はとてもうれしい事が続いた1週間でした。 地元のJEF千葉が昇格できなかったのは残念でしたが、徳島ヴォルティスがJ1に昇格しました。 6年近く前になりますが、一緒に仕事をさせてもらっていました(むしろかなり迷惑をかけてしまって申し訳なかったです)。 現セレッソ大阪の柿谷選手が来る前で、J2でも下位に低迷していて今のような盛り上がりもありませんでした。 スタッフも数人で、練習場やクラブハウスもできてまだ1年くらいでしたので、J1に上がろう!だなんてとてもじゃないけど言える状況ではありませんでした。 突出した選手もおらず、育成も全然整っていませんでした。スタジアムへのアクセスも決して良くなく、人口も決して多いわけではありません。メインスタジアムのバックスタンドの一部は芝生でしたし、当時の試合前のイベントでは老人対象にしたウォーキング・ランニング講座的なものもありました。 現場の皆さんは良い人ばかりで大変頑張っていましたが、(失礼な言い方ですが)「10年以上かかってもJ1に上がれるか?」って思っていました。

積極路線で訪れた未来のスーパースター

私が転職してからはクラブの方針も変わったようで、積極的な選手補強を行うようになり、柿谷選手などの加入でチームの注目度も劇的に変わっていきました。 柿谷選手がセレッソに戻ってブームが去ってしまうかと思われる状況でしたので、このチャンスを逃していたら、きっと世間からの注目も集まらなかったと思います。そういった状況で昇格できたのは地方の1クラブがたんに昇格できたというレベルではありません。 今シーズンも決して順調ではありませんでした。特に終盤は苦戦続きで9月から最終節の前までの10試合でわずか3勝しかできず、ホームでのガンバ大阪戦は1-5と大敗していました。 それでも最終節前では6位でした。しかし、同じくプレーオフを狙う当時4位の長崎とアウェイで対戦で、プレーオフ進出を争う7位の札幌はホームで下位の北九州と、8位の松本山雅もホームで下位の愛媛と対戦でしたので、圧倒的に不利な状況でした。 まさに負けられないどころか勝つしかない崖っぷちな状況で見事に勝てたから、昇格できたのでしょう。

縁の下の力持ち長島ヘッドコーチとの縁

こんな経過はWebを振り返れば分かる事なので、たかがちょっとクラブの仕事をしたからと言ってこれだけ入れ込めるのか?と思う方もいるかもしれません。 今回の徳島の昇格を祝うもう一つの理由が、ヘッドコーチ長島裕明氏との縁です。長島コーチは私がスポーツライターをやり始める時にチャンスをくれた人でした。当時の私は書籍関連の仕事をしていたわけではないので、ツテもコネもありませんでした。そんな状況で「取材をさせてください!」とお願いをしに行っても門前払いがほとんどでした。 その中で当時FC東京のU-18の監督をしていた長島氏は快くOKしてくれました。ユース選手への取材の許可だけでなく、長島氏の選手の育て方なども聞かせてもらいました。どこの輩かわからない私に対しても真摯に対応してくれたのはとてもうれしかったです。 2008シーズンに山形でJ1に昇格し、翌2009シーズンのアウェイの大宮戦での勝利後に偶然会ったので、J1昇格と当時J1で4位でしたので「おめでとうございます、快進撃ですね」と挨拶をしたのですが、その時も、「まだまだです。これはまぐれです」と謙虚だったのが長島コーチらしいと思いました。(実際このシーズンは何とか残留でした)。 お世話になった人がお世話になったクラブで昇格するのは、私にとってはとてもうれしい限りです。昨シーズン昇格した3チームはいずれもJ1で苦戦したように、来シーズンの徳島も厳しい戦いが続くでしょう。山形でも同じような状況でしたので、来シーズンは徳島でどのように戦っていくのかが、今から楽しみです。 [amazonjs asin=”B003Z793YY” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”adidas(アディダス) J リーグサインボール 徳島ヴォルティス TOKUSHIMA VORTIS AMS21VO”]]]>

コメント

タイトルとURLをコピーしました