アギーレの後任はフェリックス・マガト?!次期日本代表監督の候補者

サッカー
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フェリックス・マガトフェリックス・マガト 2/3にハビエレ・アギーレ日本代表監督が解任されたが、後任監督は今のところまだ決まっていない。 いろいろと候補が挙がっているが、候補は誰か?そして誰になる可能性が高いか調べてみた。

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監督候補条件5カ条はアジアをよく理解していること

日本サッカー協会の原博実専務理事がハビエル・アギーレ前監督を解任した日本代表の次期監督に求める5カ条を明らかにした。
  1. 欧州チャンピオンズリーグ経験
  2. アジアをなめない
  3. ACLチャンピオンズリーグ経験
  4. 代表監督経験は不問
  5. 育成世代も見る
こう見ると世界を経験している事は重要とはしながらもアジアを知っていることも条件に挙げている。

5カ条の理由はジーコ、ザッケローニの過去の過ち

今回の5カ条を挙げた理由として、過去のW杯でグループリーグで敗退した2006ドイツW杯と前回の2014ブラジルW杯での経験があるようだ。

決められないジーコ

2006ドイツW杯まで率いたジーコはアジアを知っていたものの監督経験が無かったために戦術も決められず、当時海外でプレーしていた選手に頼った選手構成などによりチームが空中分解してしまい、グループリーグでわずか勝ち点1しかあげられずに惨敗した。 ちなみにジーコはその後、フェネルバフチェ(トルコ)、ブニョドコル(ウズベキスタン)、CSKAモスクワ(ロシア)、オリンピアコス(ギリシャ)、イラク代表、アル・ガラファ(カタール)で監督を経験しているが、フェネルバフチェ以外では主だった成績を残せず早期にチームを去っている。 このことからも監督しての手腕が疑わしい事が想像できる。

国際経験が少ないザッケローニ

2014ブラジルW杯まで率いたザッケローニはウディネーゼで3-4-3という大胆な攻撃サッカーを展開し、中堅クラブを3位にまで押し上げた。その手腕が評価されACミランの監督に就任すると1年目でリーグ優勝に導いた。ただ、その後は芳しい成績を残していない。 日本代表ではアジアカップを制すなど実績を残したものの、W杯本大会では国際舞台の経験不足を露呈してしまい、勝ち点を1しかあげられずにグループリーグで敗退した。

オリべイラ、クルピ、スコラーリ、噂される候補者たち

アギーレ前監督が解任される前から、元鹿島のオズワルド・オリベイラやC大阪を率いたレヴィー・クルピ、磐田を率いた元ブラジル代表監督のスイス・フェリペ・スコラーリなどJリーグ経験者たちが候補者が挙がっている。 その後も、元イタリア代表監督で現在はフリーのプランデリや元ヴィッセル神戸でもプレーした経験のある元デンマーク代表のミカエル・ラウドルップらも急浮上したが、プランデリは辞退した事を明らかにしている。 現時点ではオリベイラが有力と見られているが、東スポによれば問題点が浮上しているらしい。
ある関係者によれば「かつて横浜Mが監督にしようとリストアップし調査したことがあったけど、その時に、実は少し心臓に問題があるという情報が入って、リストから外した。監督の健康問題は大事だから」。  日本協会ではかねて代表監督の健康問題にも踏み込んできた。特に2007年11月にイビチャ・オシム氏が脳梗塞で倒れて退任して以降、新監督を迎える前にチェックは欠かせない作業となった。協会幹部は「常にプレッシャーのかかる仕事なので心身ともに健康でなければ代表監督は務まらない」とも話している。オリベイラ氏は現在は健康なようでクラブを指揮しているが、今後の絞り込みに向けて重大な選定要素になるのは間違いない。  他にもレオナルド氏には不倫から離婚訴訟をしていた過去があり、スコラリ氏は磐田の監督を退任した際、日本サッカーへの嫌悪感を示したことを問題視する関係者もいる。もちろん、欠点のない完璧な人間などいるわけがないが、技術委員会としてはどこまでを許容範囲とするのか、判断が難しいところだ。 引用:日本代表監督候補オリベイラ氏に重大問題(東スポWeb)

他の候補者

参考までに、前回のブラジルW杯の本大会に出場した監督をリストアップしてみる。
  • ルイス・フェリペ・スコラーリ(ブラジル)
  • ニコ・コヴァチ(クロアチア)
  • ミゲル・エレーラ(メキシコ)
  • フォルカー・フィンケ(ドイツ)
  • ビセンテ・デル・ボスケ(スペイン)
  • ルイ・ファン・ハール
  • ホルヘ・サンパオリ(アルゼンチン)
  • アンジ・ポステコグル(オーストラリア)
  • ホセ・ペケルマン(アルゼンチン)
  • フェルナンド・サントス(ポルトガル)
  • サブリ・ラムシ(フランス、チュニジア)
  • オスカル・タバレス(ウルグアイ)
  • ホルヘ・ルイス・ピント(コスタリカ)
  • ロイ・ホジソン(イングランド)
  • チェーザレ・プランデリ(イタリア)
  • オットマー・ヒッツフェルト(ドイツ)
  • レイナルド・ルエダ(コロンビア)
  • ディディエ・デシャン(フランス)
  • ルイス・フェルナンド・スエレス(コロンビア)
  • アレハンドロ・サベージャ
  • サフェト・スシッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
  • カルロス・ケイロス(ポルトガル)
  • ステファン・ケシ(ナイジェリア)
  • ヨアヒム・レーヴ(ドイツ)
  • パウロ・ベント(ポルトガル)
  • ジェームズ・クエシ・アッピア(ガーナ)
  • ユルゲン・クリンスマン(ドイツ)
  • マルク・ヴィルモッツ(ベルギー)
  • ヴァヒド・ハリホジッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
  • ファビオ・カペッロ(イタリア)
  • 洪明甫(韓国)

親日家のマガトは実績もあり十分!?

日刊スポーツによれば、霜田技術委員長が近々渡欧するらしい事から、第1候補者は欧州人もしくは現在欧州で指揮している監督と予想される。 参考:霜田技術委員長、代表監督交渉へ近日渡欧 前回のW杯監督以外では前名古屋監督のドラガン・ストイコビッチなどが挙がっている。そこで現在フリーな指導者を候補をまとめてみる。
  • ドラガン・ストイコビッチ(セルビア)
  • ルチアーノ・スパレッティ(イタリア)
  • レミ・ガルデ(フランス)
  • クラウディオ・ラニエリ(イタリア)
  • フランク・ライカールト(オランダ)
  • ベルト・ファン・マルワイク(オランダ)
  • ファンデ・ラモス(スペイン)
  • トーマス・トゥヘル(ドイツ)
  • ベルント・シュスター(ドイツ)
  • フェリックス・マガト(ドイツ)
  • レイモン・ドメネク(フランス)
    • 海外での実績で言えば、ローマ(イタリア)やゼニト(ロシア)で実績があるスパレッティやバルセロナを率いたライカールト、ヴォルスブルグでブンデスリーガを制したフェリックス・マガトらがあげられる。 また、日本と縁があるのはストイコビッチや昨シーズンまでマインツの監督で岡崎慎司を指導したトゥヘルがいるが、中でも内田篤人(シャルケ)や長谷部誠(現フランクフルト)や大久保嘉人(現川崎)を指導したマガトが前述の5カ条に最も適している。マガトは、勤勉で献身的に働く日本人を好み、内田、長谷部、大久保らの獲得を要請したこともある。それだけに日本人に適したサッカーをもたらしてくれるかもしれない。 一方、代表監督の経験は無いのと「鬼軍曹」というニックネームがあるように、1日3部練習などハードな練習をこなさせたり、監督だけでなくGM等の総権限を要求するなど扱いにくい部分もある。 霜田技術委員長が渡欧したということで候補者は欧州人になる可能性が強いが、日本をよく知り評価が高いということでいえばもしかしたらマガトという線もあるのではないだろうか?]]>

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